エヴァ:2nd RING


2nd RING


エヴァンゲリオン二次創作。完結済み。
LRS(*1)の有名作品で、かなりの大作。文量がすごい。
当時、エヴァの二次創作を読んでいる人なら誰でも知っていたのではないでしょうか。
連載期間もすごく長く、10年かけて2009年にようやく完結した恐ろしい作品です。

話自体は時を遡ってきたシンジがよりよい未来を求めてあがく、逆行ものです。
作風としては非常に丁寧な作品というのでしょうか。キャラの性格がよく変わる作品が
多い中、レイ以外の性格はなるべく原作に沿うように気をつけて書かれていました。

基本的に原作に沿って話は進むのですが、バタフライエフェクトによって状況が変わったことによって生じたオリジナルな話もあり、単なるTVの焼き直しにならないようにも気を払っていたようです。

有名な作品であり、当時は更新を望んでいたこともありましたが、
おすすめの作品かと聞かれると正直言葉に詰まってしまう作品ですね。
ただ思い出補正が強かったので、このブログでも名前を出したいと思ってました。

(*1)
 Love(*2) Rei Shinji の頭文字であり、綾波レイと碇シンジがくっつく作品のこと。
 なお、相手がアスカの場合はLAS(Love(*2) Asuka Shinji)と呼ばれるます。
 熱狂的なファンらによるカップリング論争がすごくて、住み分けのために
 こういうタグがつけられ始めたそうです(と当時のクラスメイトに教えてもらいました)。

 
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エヴァ:LOST LOVE


LOST LOVE


エヴァンゲリオン二次創作。
アニメ最終話に出てきたシンジ達が普通の学生だったら、というもしも世界を舞台にした学園もの。レイの性格がまるでスレイヤーズのリナのごとく明るいので、アニメを見たことがない人には違和感を感じるかもしれません。

学園ものでかつ恋愛もの。
レイに恋をするが告白する前に振られてしまい、それでもまだ片想いを続けるシンジの話。
懐かしい青春時代が自然と思い起こされる、ラブコメ作品です。
まあ、ラブコメ作品の主人公としてはこのシンジくん、卑屈すぎるかもしれませんが。

普通はこういういじましいキャラをやるのは女の子のはずなのですが、この作品でいじましいのは男の子であるシンジくん。でもなぜだかシンジくんだと似合っているようにも感じるのは何故でしょうね。旧劇場版だと鬱入っていて、新劇場版破だと男らしいのですが。

エヴァンゲリオンのキャラクタ達が織りなすじれったいラブコメもの。
ロボが出なくても、レイが明るくても問題ないよ、という方におすすめします。

エヴァ:限りなく声響き


限りなく声響き


Genesisq'にあるnakayaさん作のエヴァンゲリオン二次創作。
先に紹介した"世界の中心で〜"とは異なり、100回以上も逆行を繰り返して
使徒めいた超常の力を手にいれたスーパーシンジくんが主人公の作品となっています。

108回も逆行を繰り返したため精神が老成している(磨耗かもしれない)のですが
それでもどこか中学生っぽさが残っているあたり、らしいキャラ付けだと感じました。

色々と磨り減ったシンジは作中を通して"前回"のレイとアスカとの約束を果たすために
動いていきます。紆余曲折ありますが、最後はハッピーエンドでおしまいです。
nakayaさんの作品はどこか暗いところがあるので、こうして幸福な結末を迎える作品を読むとほっとします。他の作品だと作中ひたすら暗かったり、報われない終わり方をする作品もあるので。

エヴァの多重逆行ものの走りとなるこの作品、おすすめです。
逆行ものにありがちなアンチ・ヘイトに傾きすぎていないため、読みやすいと思います。

エヴァ:世界の中心でアイを叫んだけもの


世界の中心でアイを叫んだけもの


Genesisq'にあるエヴァンゲリオン二次創作。
スパシンではない、原作終了直後のシンジくんが逆行する話。
シンジくんがただの中学生であることを念頭に置いて書かれているのが新鮮でした。
少しひねているけれど、それだけの子供。人を諭すことなんでできやしない。
レイやアスカがべたべたしすぎないのも原作らしくてよかったですね。

勢い重視で書かれたためか、サクサク話が進みます。
アニメの話数に合わせて全26話で完結しています。
このお話はシンジの視点で話は進みますが、別キャラ視点のB-Versionも存在してます。
合わせて読むとより楽しむことができるでしょう。

若干思い出補正がかかっている気がしなくもないですが、
原作らしさを十分残した逆行作品としてオススメします。
続編もありますが、そちらはお好みで。

エヴァ:期間シリーズ


冷却期間、忘却期間、脱却期間、償却期間
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エヴァンゲリオンの二次創作。短編連作で完結済み。
新劇場版の序破Qではなく、EOEと呼ばれる旧劇場版のその後を描いた作品。
EOE後も懲りずにネルフやゼーレが悪巧みを企てるエグいお話も好きですが
この作品のように、チルドレンたちが穏やかな日常をおくるお話も好きです。

この作品の中で、レイとアスカはEOE後もチルドレンをやっています。
一方シンジはチルドレンを辞め、名前を変えてひっそりと生活を送っていました。世界を救った救世主として崇められるレイとアスカですが、自分たちの前から姿を消してしまったシンジのことがどうしても忘れられず......

最初はアスカを主軸に進むため、アスカとシンジがくっついて話が終わりと思いきや、最後はレイも含めて三人がくっついて幸せな終わりを迎えます。

陰謀渦巻く作品よりも、チルドレンたちのおだやかな恋愛劇を見たい方におすすめしたい作品です。

エヴァ:シンジ「なにがQだよ!!」


シンジ「なにがQだよ!!」

ヱヴァンゲリヲン新劇場版QのSS。
Qを見てない人にはなにがなんだかさっぱりわからないと思います。
ですが、Qを見た人が読んだ場合は共感すること間違いなしでしょう。
これでもかというくらい、怒り狂った怒シンジくんがQを見た観客の意見を代弁してくれます。お前らみんな説明不足なんだよ!

台本形式の作品ですが、だからこそこの怪作は生まれたのでしょう。
2ch のまとめ形式を許容できて、かつQを見て色々と言いたいことができた人は読んで見てください。きっとあなたの意見をシンジくんが作中で叫んでくれているはずです。

GenesisQ'復活!

一時期見れなくなっていたエヴァンゲリオン二次創作の大御所、GenesisQ'が先月復活したようです。すごい嬉しいですね。 サクサクとストーリーが進む逆行作品"世界の中心でアイを叫んだけもの(完結)"、シンジたちが超能力を持った子供達として登場する現代パロディ作品"LOST in PARADISE"、一風変わった逆行作品"ASUKA"、そしてシンジが異世界転移してロボに乗って戦う"フタツメノタビ"。どの作品も好きで、続きが待ち遠しいものです*。

*もう更新しないのかもしれませんが、希望は捨てません。捨てられません。
**GenesisQ'ってもう20周年なんですね。某所も同じく。凄まじいです。

エヴァ:荒地エヴァンゲリオン


荒地エヴァンゲリオン
 -> アーカイブより発掘

エヴァの逆行スパシンによるアンチもの。LRSだったかしら。
エヴァはアンチものが多かったですね。これ以外には、黒夢、とか読んでました。

前にどこかに書きましたが、第二特務機関ものも好きでした。
暑い夏とかにクーリッシュ食べながらながちゃんが好きの作品群を読んだこともありましたね。
今となっては良い思い出です。

エヴァ:Evangelion Restart

こちらはエヴァのTS作品です。原作の知識を未来の知識として得てしまった碇シンリちゃんが頑張るお話...だった気がします*。途中でカヲルの代わりに第17使徒としてシンジが出てきてたような思い出がうっすらと。何回も読んだお話だったのですが、読めなくなって大分経ちますから忘れちゃってますね。この作品もまたもう一度読みたい作品です。

*2作くらい同じような作品があった気もするので、ひょっとすると混じっているか、違っているかもしれないです。

エヴァ:シンジのシンジによるシンジのための補完

シンジが逆行してミサトに憑依して頑張る話。続編だとユイに憑依していましたっけ。確かエヴァSSデータベースの投稿掲示板に投稿されていた作品だったかと思います。
あとはアスカの~やら初号機の~という同系統の作品も連載されていました。
消滅したかと思っていたのですが、arcadiaで復活されていたようです。
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ごみ

Author:ごみ
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