やる夫:墓前から始まる


墓前から始まる


原作なし、オリジナルのやる夫系作品。
正職員になれなかったやる夫と、家族を全員失って無気力になった両儀式が
お節介な爺婆の勧めで見合いをし、おっかなびっくりな結婚生活を送るお話。

具体的にどこがいいといえないのだけど、作品の雰囲気がとても気に入った作品。
現在連載中。2017年8月末時点では、まだ4話と話数も少ない。
でも、すごい気に入っているので是非とも続いて(完結して)欲しい作品です。


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やる夫:やる夫のクロノトリガー


やる夫のクロノトリガー


SFCの名作、クロノ・トリガーを元にしたやる夫系作品。完結済み。
...なのだが、初っ端から空に「黒の夢」が浮いていたり、原作キャラに相当するキャラが
ほとんど登場しなかったりと原作を知る人が読むと違和感がすごい作品になっています。

やる夫は原作のクロノの役割を担っているはずなのだが、ところどころで感じる違和感。
あまりに強すぎる力、異常な精神性、共通点といえば"喋らない"点くらい。
いったいこの世界はなんなのか。このやる夫は何者なのか。

話のいたるところに伏線が張られ、最後にまとめて回収されるあり方はまるでミステリ作品のよう。でも全てが明らかになっても爽快感などまるで無くて、絶望的なまでの後味の悪さが残るばかり。そんなビターを遥か彼方に置き去りにした、とってもエグいお話です。

最初の数話を読み、引き込まれた方には文句なしにおすすめします。
ただ、かなりの大長編ですので、休みの日に腰を据えて一気に読むのがいいかと。
逆に、なんか合わない、違うな、と感じた方は読むのを止めることをおすすめします。
無理に読んでも徒労に終わるか、後味の悪さでやられるだけですので。


追記1:
 やる夫のクロノトリガーですが実は一度エターになってます。
 今作はエター作品のリメイクものです。でも、エターになったはずの作品が今作の
 根幹に関わってくるので、今作より先に前作の方に目を通しておくのがいいと思います。
(エターになった作品も上記リンクで読めるはずです)



やる夫:ヤルオは超能力で好き放題するようです


ヤルオは超能力で好き放題するようです


やる夫系作品。バカエロもの。年齢制限ありなので注意。
でも、バカエロなのであんまりエロくない。

やる夫が持つ超能力は、望んだ相手を夢の中で好き勝手できるというもの。
やる夫は自らの持つ力に「ビューティフル・ドリーマー」と名付け、
どうせ夢なのだからと気に入った相手を夢に出してはエロいことをするようになる。

自分の能力の隠れた真価に気づかぬまま、超能力を使い続けたやる夫は
やがて怖い怖い女郎蜘蛛の巣に絡め取られ......

現在連載中(*1)。でも、昨日投下分で切りが良いので今読むとちょうどいい。
バカエロ作品でくすくす笑いたい人におすすめです。


(*1)
 2017年9月3日、完結しました。



やる夫:やる夫は再びの影時間に挑むペルソナ使いのようです


やる夫は再びの影時間に挑むペルソナ使いのようです


ペルソナ3が元ネタのやる夫作品。現在日刊ペースで連載中。
舞台はペルソナ3EDより4年後の月光館学園。
一人の少年を犠牲にし物語は完結したにも関わらず、再び現れた影時間。
かつての主役たちが滅びの塔に挑もうとしますが、
何故か新たなタルタロス内部で彼らはペルソナを使うことはできません。

そんな中、シャドウの手によって記憶を奪われたやる夫たちだけが
タルタロスの中でもペルソナを使えることが明らかとなりました。
そんな彼ら彼女らに対シャドウ対策総責任者のラケルは囁きます。

ーーシャドウを倒せば、奪われた記憶を取り戻すことができる。


そんな謎だらけな状態から始まったタルタロス攻略でしたが
残念なことにこれはあんこ作品。当初の予定はどこへやら、
あんこと作者の悪ノリによってプロットは完膚なきまでに粉砕されたのです。

ペルソナ2ラスボスもびっくりの無貌の化け物と化し、自らの願いのために
暗躍を始めるやる夫。当初持ち得ていた人間らしさは跡形もなく、
はやてとのコミュでかろうじてその残滓が見えるくらい。

再び現れた影時間の謎よりも、ペルソナの怪物やる夫の黒幕ムーブの方が
気になって仕方がないこの作品。おすすめです。

やる夫:召喚勇者・阿含くんは ブラックなようです


召喚勇者・阿含くんは ブラックなようです


やる夫作品。元ネタなしのオリジナル作品。
強いていうなら現実社会のブラック企業が元ネタといえます。

主人公はまさかまさかのアイシールド21の阿含くん。
勇者として召喚され、チート能力を得た元ブラック企業経営者の阿含くんが
異世界でありもしない労基に怯えながら会社経営を行う勘違いものです。

小者っぷりを発揮し、空回りを繰り返す阿含くんを見て楽しむもよし、
現実世界基準の悪待遇が異世界基準では貴族並みの高待遇のため
日々阿含くんへの畏敬の念を高めていくシャチクたちを見て楽しむもよし。

阿含くんが暴走しないように、冷や汗をかきながらも必死で操縦する
咲夜さんを愛でるもよし。色々な楽しみ方がある味わい深い作品です。

ちなみに私、最初阿含くんが誰だかわからずググりました。
こんなマイナーなキャラ、普通は知りませんよねw
AAも数枚しかありません。だというのに数少ないAAで話をぶん回すのだから
作者さんの手腕には脱帽するしかありません。

ちなみにストーリーは完結済み。
以降は後日談として小ネタの投下が続いています。



やる夫:やる夫がDQⅢの勇者になるようです


やる夫がDQⅢの勇者になるようです


感謝のスライム100叩きで有名なあの作品です。
この作品は随所随所で挟んでくる小ネタが一々面白かったですね。やらない夫が勘違い系主人公みたいな立場に立ってるもの面白かったですが、バラモス戦でのやりとりでは爆笑しました。魔法をああして表現するってのはやる夫系作品ならではだと思います。

あと、第一話の感謝のスライム叩きがただのネテロ会長ネタかと思いきや実は伏線で、ラスボス戦で伏線を回収するとかもう見事の一言でした。当時リアルで追っかけてたとき、まとめられている人とまったく同じ反応示してましたよ。あれのAAがあったことにもびっくりしましたが。

実はこの作品でも読んでて泣いちゃったんですよね。この作品でもやる夫とやらない夫は親友で、物語終盤での2人のやり取りに思わず、といった感じで。2人以外でも、鬼作さんと沢近もいいキャラしてました。母ちゃん関連でも泣いたような気がします。今でも時々読みたくなる作品で、おすすめです。

*エピローグ後に作者さんがやる夫まとめブログの管理人だということを暴露して驚いた記憶があります。一時期まとめブログの更新が途絶えていたのはそういう理由だったのかと納得もしましたが。

やる夫:やる夫が空を目指すようです


やる夫が空を目指すようです。


ーーやる夫。助けてくれ。

読んでて大泣きしました。
ブレスオブファイアⅤのやる夫化作品です。

アッーな展開とかギャグもありましたが、この作品を象徴するのはやらない夫が放った上記の一言でしょう。
この作品以来、やる夫とやらない夫が親友の作品ばっかり読んでる気がします。

プロフィール

ごみ

Author:ごみ
ラノベ、二次創作が大好き
アニメはほとんど見ません

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